今日は中学生の授業でしたが、どうも集中力が上がりません。いつも出来ている計算問題に随分と戸惑っています。どうしてでしょうか?
実はこの生徒さんは3日続けての校外体験学習日の最終日が今日だったのです。ですから疲れ果てて集中力がうまく発揮できなかったのです。
こういうときは勉強の内容をうまく変化させるのが重要です。疲れていますので、思考力を必要としたり苦手な問題はさせないほうがベターでしょう。出来るだけ簡単な問題や得意な問題に切り替えて勉強させるようにします。子供のほうはできなくていやな思いをするよりも、時間内できることをしてがんばったという気持ちにしたほうがスッキリします。
また、中学生でも体力で集中力が変化するのですから小学生はもっと体力のあるなしが顕著に現れます。私が小学生の家庭教師の授業をするときは、30分前には家に帰って休憩をするようにと保護者の方にお願いをしています。
体力のバランスをよく見極めながら勉強時間を調節することは大切なことです。