発達障害児の学習法とは

本当は勉強が好き

  発達障害を持つといわれる子はいつも勉強ができないとプレッシャーをうけ、自信を失い勉強嫌いになっています。しかし、この子達にレベルのあった学習をすると喜びます。普段マルをもらえないのでマルをたくさんつけると喜ぶのです。勉強嫌いの子でも本当は勉強をやりたいし、好きなのです。ただ、自分のレベルと学習進度が合わないために苦しんでいるのです。「発達障害児の児の学習法」はこのような子供達が楽しく学習できる状態を作るヒントを集めてみました。

指を折らずに足し算が出来た

 ある小学2年生男子のA君の話です。この子は足し算が上手ではありません。他の子はとっくに足し算は指なしでスイスイ計算しますが、いつも指を折って足し算をしていますので計算が非常に遅れます。A君はすっかり算数が嫌いになり、最初は算数をすると聞いただけで暴れる始末でした。そこで、A君には指折りを足し算を認め、最初は10問程度の簡単な足し算問題を毎週繰り返しさせました。半年間は指を折って足し算をしていたのですがあるとき、「これはわかる!!」といってスラスラと答えを書きました。スラスラと言っても一問だけだったのですが。しかし、この後徐々に指なしで計算できる量が増え3年生の現在は指なしで足し算ができるようになりました。

週に1回でも効果がある

 A君の場合、毎週一回のトレーニングでした。彼の場合は暴れるといった落ち着きのない行動があるためにそれ以上の回数が出来なかったのですが、時間がかかっても結果が出ました。また、学習を続けていく間に落ち着きや勉強へのやる気も徐々に向上しました。これは学力上がっただけではなく勉強へのモチベーションがうまく上昇できたのかと思います。
発達障害児の学習法では子供のモチベーションを上げかたを中心に家庭教師で実践した低学力児のための学習法のノウハウを公開します。モチベーションをあげる学習法ですので塾やクラブで忙しい子供さんにも適用できるでしょう。 。

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