やる気がない子

勉強はするのだけれど

 学校の授業もしっかりと受けているし、宿題もやる。でもどうも「やる気」を感じられない子供のいます。ヤル気がないので勉強した内容がいつも踏み込みが浅く、形だけという印象を強く受けます。もう一歩進めればもっといい勉強が出来るのにと、思わざるえないのです。

勉強を面白いと感じさせる

 これらの子は「ヤレ!」といわれれば黙ってやりますが、ただやるだけです。そこでまず、他人との優越感を感じさせる問題をさせます。どんな内容かといいますとワザと難しい問題や授業より先の問題(予習)などです。人よりも一歩進んでいるという感覚はヤル気を引き起こさせます。また、練習した問題と返ってきたテストを見比べさせます。練習したところは大抵答えが合いますので、勉強の成果を確認できます。このようにして少しでも勉強が面白いと感じれる工夫を重ねます。

 

目標を見つける

 勉強そのものが面白いということも大事ですが、なかなか簡単にいかないのも現実。一時期は面白いと思っても何回もつづけると、モチベーションが下がります。そこで目標を設定してはいかがでしょうか。小学生だったら漢字検定などがいい目標です。また、中学生になると成績と行きたい所ですが、成績自体に関心がない子もいます。このような場合は、将来の目標を設定するのがよいでしょう。しかし当然、中学生で将来を考えるということは難しいので保護者の方が一緒に考えるのがベター。なぜ、勉強をするのかが見えてくるかもしれません。

>>>学習パターンを作る