緊張する子

緊張しすぎて勉強が出来ません

 家庭教師の授業において、初めての日は緊張して固まってしまう子供がいます。B君もそうでした。話すことがまったくできず、緊張のあまり顔が引きつり、何度もトイレにに行きます。お母さんからは「うちの子はとにかく緊張する」とは教えられていましたが、これから先、授業が進むだろうかと家庭教師のほうが緊張してしまいました。しかし、コミニケーションの方法などを工夫し緊張がほぐせたのです。

学習前に緊張をほぐす

 これらの子供の場合、まず緊張をほぐすことからはじめます。このばあいもトランプなどのアイテムが有効です。またキャッチボールなどの運動もいいでしょう。言葉を使わなくても遊びのなかでコミニケーションが生まれます。また緊張するこの場合はTVゲームでもかまいません。ただし、コミニケーションがとりやすい対戦型のゲームがベストです。

緊張をさせない工夫

 緊張する子にはもう一つ有効な対処法があります。それは授業計画を紙などに書き、今日は何をするかをはっきりさせることです。緊張する子は予定がわからないから緊張するのです。予定がわかると安心感が生まれます。ここで注意することがあります。予定の内容は簡単にすることはあっても量を増やしたり難しくすることはしないでください。子供は自分が出来るないようだと確認して安心感を出しますので予定表の信頼感を高めましょう。

信頼関係がうまく出来れば勉強はスムーズ

 緊張するタイプの子供は環境の変化に対応するまで時間がかかります。 じっくりと2、3ヶ月ぐらいの時間を十分にとって信頼関係を作ることでリラックスした学習環境が生まれます。

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