努力しても出来ない

出来ないことを認める

「努力しても出来ない」とは具体的には発達障害などの例がわかりやすいでしょう。発達障害にはLD(学習障害)、自閉症、アスペルガー、ADHD(多動)など様々にありますが、ここでは専門家ではないので深くは触れません。ただ、努力をしても出来ないことは誰にでもあるものですが、ここでの話はその極端な場合と考えてもよいでしょう。ただ、出来ないことを出来ると信じ続けることが苦痛になることがあります。何度も練習しても出来ないものは、無理だと認めることプレッシャーから開放されます。

勉強法の工夫で乗り切る

 無理だと認めても、諦めるわけではありません。そのときの勉強方法が無理だと言うことです。ですから、勉強法を工夫して出来る内容ややり方を探しましょう。また、注意すべき点は短期間で結果を求めないことです。努力しても出来ない内容は方法を変えてもすぐに出来るとは限りません。長期間の時間を使ってゆっくりと練習をしましょう。それでもうまくいかないときは、その内容を切り捨てて他の出来る内容を練習することもいいかもしれません。

本当は勉強が好き

 これらの子供の場合、通常の集団授業ではついていけないので個別の学習が必要になります。大抵の場合、授業でうまくいっていないので勉強が嫌いになったり自信を失っています。しかし、出来る問題をさせると非常に喜びます。丸がたくさんつけると安心します。たぶん本当は勉強がすきなのでしょう。子供の個性にあわせ適度なレベルの問題をさせることが大事になります。

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